元山「１３湯麺」で麺職人のシンプルうまいラーメンをすする の巻
[:conte]
食への貪欲さを自負している私は、暇さえあれば美味しいものを探索しているのですが、
ラーメンには目がありません。
お腹減ったなぁ…と、近所を自転車でフラフラと探索していたところ…
ラーメン屋らしからぬ風貌の店構えのラーメン屋に遭遇。
これは行かねば…ラーメンに呼ばれている…！と思い、思い切って入ったのがきっかけで、ラーメンの美味しさはもちろんのこと、店主と奥さんの作る空間に病みつきになり、今では実家に帰ると必ず。１日に二回行くことも。笑
メニューは米袋の裏紙です。好き。
13湯麺の店主が色々と、すごい
店名の読み方がわからない方も多いかと思いますが、読み方は「かずさんとんみん」
実は千葉ラーメン四天王（まるば、末広家、必勝軒、13湯麺の店主）の一人、松井一之店主のお店。奥さんのみーさんと一緒にお店を切り盛りしています。
お店をやる前は明星食品で麺の開発していたり、屋台ラーメンをやっていたり…五香駅の近くのラーメン寺子屋（今は閉店しています）を開業し、お弟子さんにらーめん作りを教えて独立の支援をしていたり…
ブラジルにラーメンを教えに行って、ブラジルでラーメン屋をやりたい人の手助けをしたり…復興支援で福島にラーメンを無償で作りに行ったり…と
なんだかすごい人なんです。笑
更に、松戸のサンバカーニバルチーム、セレージャの創設者だったりなんかしてもう情報量が多すぎるくらいのびっくり人間。笑
しかもこの情報量が常に増え続けていくってのがとんでもないなと思うわけです。
これからの挑戦にも期待大。
「元祖とんみん」は外せない！
一度は食べて欲しい染み渡るシンプルラーメン「元祖とんみん」
自家製麺とスープ、ネギ。ザ・シンプルな、これぞ素ラーメン！
これを食べれば店主の麺へのこだわり、麺自体の本当の美味しさを直に感じられます…染みる…
マスターも海外に行くと、日本に帰ってきてすぐ、このラーメンを食べていると言っていて、愛の深さを感じちゃう…
落ち着く味なんですよね…日本人で良かった。
豚骨ベースの「五香ラーメン」、変わり種ラーメンも
私は基本二杯食べるのですが(笑)、外せないのは武井ネギそば！
農家の武井さんから卸している甘くてシャッキシャキでとろーりとしたネギが麺と絡み合って思わず毎回、あぁ…うんまっ…と声が漏れちゃう
他にも豚骨スープベースで季節のお野菜が入った「五香ラーメン」(スパイスの五香ではなく、新京成線元山駅の隣、五香駅が由来笑)
カレーラーメンや、
中華料理の料理人から作り方を教わったという火鍋の素を使った
「火鍋ラーメン」(激辛注意)
麺を、かえし(通称バカたれ)と絡めた「光麺(こうみん)」
こちらは「にら光麺」
光麺に刻んだニラがたっぷり
飲みの締めにもぴったり。 ニンニクも！次の日を気にしてはいられませんね。美味いものには代償も厭わない覚悟で食う価値あり。
期間限定らーめんもこだわる…！
期間限定の北海道留萌産(るもい産)ニシンをドーンと
使用した
「ニシンらーめん」や
石川県輪島産のめかぶを使用した
「めかぶらーめん」（めかぶ増しにして頂やした笑）
これらの食材は店主がご当地で見つけた食材を食べ、卸しの方々に直々に頼み、取り寄せているといったこだわりよう…
期間限定のラーメンは店主夫婦が地方でおいしかったものを持ち帰ってラーメンにするスタイルが多く、色々なおいしいものを知るきっかけにもなるので毎回楽しみなんだよなぁ
炒飯や焼きそば…お酒も飲めちゃう…
お米があるときは作ってもらえる炒飯、絶品です。これとスープでエンドレスループ。
自家製麺を使った焼きそば
ワンカップの日本酒
生ビール、日本酒や焼酎も店主の好みで地方から集められた多種多様なものがあります。
タイミングによって異なりますが、とにかくおいしいものしかない。
私は美味しいラーメンと色々なお酒をいただきながら店主夫婦とお喋りする時間がとても幸せ…ありがとう！13湯麺！おっちゃん！
その時その時で農家さんから仕入れた旬のお野菜を味わえたり…
テーマパークのような楽しさ笑
毎回行くたびに進化し続けるラーメンを味わえるし、マスターは常に何かに挑戦し続けていて、面白い。
ラーメン各種に味玉やチャーシューなどのトッピングもできますし、
光麺には納豆や生卵のトッピングなどもベストマッチです。
太麺か細麺も選べます。
初めての方は、好みのラーメンを選んで、
店主にどちらの麺が合うか聞くとgood
次は(ねぎそばと)何食べようかなぁ…
13湯麺(かずさんとんみん)
住所： 千葉県松戸市五香５丁目1ー１
アクセス：新京成電鉄 元山駅 徒歩12分
提携の駐車場はありません。
営業時間：12:00~17:00
*17:00以降は予約のみの営業
定休日 ：不定休
電話 ：無し
